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当事者か傍観者か

先日、ハワイ島合宿に森西と出かけたときのことである。

ホノルルでの乗り継ぎ、ハワイ島コナ行きの飛行機に乗り遅れた。

移動日の初日8/31から大笑いの合宿が期待できる予感。

 

何が起こっていたのかというと、搭乗10分前に、57ゲートに行くと、closed

最終案内で、名前は呼ばれていない。

もしかしたらトイレに行っていた時に呼ばれていたのかもしれないが。

(搭乗10分少々前にトイレ行くなって、感じではあるが。)

 

ホノルルでの乗り継ぎの待ち時間は、1時間ほどあった。

なので、昼食をとりながら、打ち合わせをしていた。

搭乗10分少々前に、トレイに行った。

そして、搭乗10分前に57ゲートに到着。

すると、ゲート前の電光掲示板には、closedの文字。

 

ゲートがしまっていたので、隣のゲートの係員に「ゲートが変わったのか」を

確認したが、57ゲートのままとの回答。

で、信じて、待っていたら、乗り遅れてしまった。

 

座って待っていると、

コナ行きの飛行機が離陸するはずだった57ゲートの掲示板には、

Final call」の文字が表示された。

 

「最終案内やて~」といいながら、それを写真にとっている私たち。

 

私たちがゲートに到着したのと同じころ、若いカップルがやってきた。

彼らもゲートが閉まっていたので、しばらく待っていたが、

「ファィナル・コール」の文字が掲示板に出た時に、彼らは動いた。

 

ちょうどゲートにパイロットがやってきた。

そのパイロットに、「待機しているこの飛行機は、コナに行くか?」を

確認していた。

パイロットは、「行かない」と答えていた。

どうやら、行き先は違うようだ。

 

私たちは、その一部始終を座りながら、見ていた。

なぜ、ここで、動かないのか不思議である。

 

ずっと、他人事のように見ている私たち。

ここで、動けば、まだ間に合う可能性はあるのにだ。

 

明らかに、目の前の飛行機は、コナにはいかない。

そして、掲示板には、最終案内の文字。

 

確かに、隣のゲートの係員さんは、「コナ行きはこのまま57ゲートでよい」と

言ったが。

目の前には、真実が繰り広げられている。

 

すると、そのカップルが(名古屋から来たらしい)、私たちに話しかけてきた。

彼氏 「コナに行かれるんですか?」

奥山 「はい。何かこの飛行機、コナに行かないみたいですね。

    さっきパイロットとお話されていましたよね。」

彼氏 「そうなんです。行かないみたいなんですよ。」

奥山 「最終案内になってるし、ゲート変わったかなあ。」

森西 「奥山、ちょっと確認してよ。」

奥山 「カウンターで聞いてくるわ。」

 

カウンターで聞いて、コンピュータで調べてもらったら、ゲートが変わっていた。

結局、乗り遅れてしまったわけだ。

そして、次の1時間後のフライトに変えてもらった。

4人グループ(私たちとカップル)の扱いになって、席が同じところに、

アレンジされていた。おもしろ。

 

次のフライトまでの1時間で、森西と仕事の打ち合わせが相当できた。

話し込み過ぎて、またまた乗り遅れそうになったが、

無事ハワイ島に到着したわけだ。

 

乗り遅れた理由は、複合的だ。

理由1は、確認不足。

電光掲示板でフライトスケジュールを60分程前には確認をしていたが、

搭乗直前には確認しなかった。

アメリカ本土では、ゲートが変わることはよくあるが、

ハワイではほとんどないので、のんびり構えすぎていた。

 

理由2は、傍観者だったこと。

まさに、乗り遅れる当事者であるにもかかわらず、完全に傍観者だった。

他人事そのもの。何ら行動を起こさずに、見ていた。

 

理由3は、搭乗直前(10分少々前)にトイレに行って、

最終案内の放送を聞き逃していた(に違いない)。

 

理由4は、慣れ。

前回も来ているし、二人だから大丈夫という思い。

 

など、理由は複合的である。

 

コナ行きの機内で、森西と二人、次のことついて、話した。

「乗り遅れたことから、何を学んだか?」

「この出来事をどのように捉えたか?」

 

「動じなくなった。物事に左右されなくなっている。」と

プラスの前向きな視点からの発言。

 

「確かに、動じなくなっているよね。他には?」

「どうして、あんなに傍観者でいられたのか?」

 

「一人だったら、きっと掲示板でゲート番号を確認していたし、

じっと待っていないで、動いていた。

二人だから大丈夫だという安心感と当事者意識の欠如。」

 

二人で話し合った結論は、

「自立・自律して当事者になるってことを再度、この合宿で学んで、

そして体現していくんだよね。」

 

ともすると、今、起こっていることが、他人ごとになってしまう。

本当は、一番の当事者であるかもしれないのに、だ。

誰かがやってくれる。

自分は、できている。

それは、私のことではなく、他の人のことだ。などという勘違い。

自分のことを棚に上げて、他者に対しての批判、批評。

 

傍観者は、安全圏にいて、楽でよい。

そろそろ、本気で当事者になるときかもしれない。

ぬるま湯につかりすぎで、出られなくなるカエルになる前に。

 

「誰か」ではなく、「私から」である。

 

たまには、ぬるま湯も気持ちいいんだけどねー。

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