

テキサス州フォートワース(ダラスの近く)に夕刻に到着。
空港からホテルまでは、タクシーで約30分。
ホテルの前が会場のカンファレンスセンター。
とっても都会だ。
19:00~20:00のオープニング・パーティに参加。
今年の参加者は例年より少なめの約800人。
日本人の参加は、19名。
さて、明日に備えるため、早く部屋に戻って、ゆっくりしていた。
ドン、トン、ドン、ドン、ドン。けたたましいノックの音がした。
西洋式ノックで、きっちり5回だ。
はいと答えて、ドアに行づいて、ドアの穴からのぞくと、男性が立っていた。
彼 「Emergency Service. Everything is OK?」
さち 「Yes」
彼 「OK. Thank you.」
と言って、立ち去った。
さち 「緊急サービスって? すべてOKって何?」
「高級ホテルは、夜の見回りとあいさつに来るのかなあ!?」
みか 「今、夜の11:20やで。こんな時間にあいさつに来るかあ~。」
さち 「確かに。明日、みんなに、夜の巡回サービスあったか聞いてみようかあ。」
そして、お風呂に入った。
しばらくすると、
また、ドン、トン、ドン、ドン、ドン。けたたましいノックの音がした。
きっちり5回ノックだ。
ドアの外から大きな声で何か言っているようだ。
みか 「さち、どうしたらいい?」
さち 「理解できません。英語話せませんって言い。」とシャンプーをしながら答えた。
みかがドアの穴からのぞいて、そのように答えると、
無線でやりとりしているようで、
最初は、エマージェンシーサービスの人が一人だったのに、あっという間に、
二人に増え、さらに、黒スーツの人が一人増え、さらに一人増え、
最終的に4人のメンズがドアの外に立っている。
夜の12時すぎに、私たちの部屋のドアが4人の男性に囲まれている。
そうとう、私たち危機的な状態!?
その状況をお風呂で髪を洗っているさちに、みかが実況中継。
みか 「人がどんどん増えてくるで。早く服着て、お風呂からでてきた方がいいで。」
さち 「わかった。」とシャンプーもそこそこに、お風呂から出た。
そして、ドアを開けて、4人の男性に対応する。
彼らから、お詫びの後、事情の説明があった。
「下の階の部屋に水漏れが発生した。この部屋から水が漏れているので、
バスルームをチェックさせてほしい。」
排水管の問題だった。
ナイトマネージャー(NM)が「申し訳ないけど、部屋を変わってください。」
「移動のお手伝いはもちろんします。」
さち 「明日の朝、部屋を移りたい。」
NM 「すぐに、修理する必要があるので、今すぐお願いします。」
タンスに入れた服をもう一度、スーツケースに戻すのは面倒なので、
「提案があります。タンスの引き出しを移動して、引き出しごと入れ替えてもらえませんか?」
「今までやったことがないけど、トライしてみます。」
引き出しをタンスから外そうと試みてくれたが、残念ながら外れず、
出した服をすべてスーツケースに詰めて、部屋を移動。
夜中の私たちはパジャマにスリッパでホテルの廊下を歩いている。
おまけに、さちは、髪の毛はぬれていて、首にはバスタオルを巻いている。
「銭湯の帰り」みたいな格好だ。
超、緊張状態から、事情がわかってワクワクしながら、部屋を移動。
新しく用意されたお部屋は、見晴らし抜群のコーナーのスィートルーム。
すごいいい部屋。
バスルームが私たちの部屋くらいの広さ。
しかし、バスタブが見当たらない。
部屋を調べてもらったが、シャワールームのみ。
「すみませんけど、バスタブ付きの部屋に変えてください。」
荷物を運んでくれた人が、NMに「他の部屋にしてほしいと言っている」と、
電話で連絡を取っている。
電話の向こうのNMは、「どうしてだ?こんな良い部屋なのに。」と言っている様子。
「バスタブは、彼女たちのリクエストです。なぜなら彼女は日本から来たから(日本人)。」
そして、私たちが使っていたのと同じスーペリアツインの部屋になった。
彼らには、私たちの優先順位(プライオリティ)と選択基準が理解できなかったに違いない。
1泊や2泊ならバスタブなしでも何とか対応できるけど、5泊は無理。
どんなにすばらしいお部屋でも、お風呂・バスタブは必須なのだ。
移動が終わって、時計を見ると 夜中の1時。
早く寝て、翌日に備えるはずが。。。
まあ、おもろい話のネタできたかし、楽しかったからまあいいか~。
何がはじまるのか。
明日からのカンファレンスがさらに楽しみになってきた。
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