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2008.03.25いつの時代も最近の若者は。。。

「もてる男の条件」が日本経済新聞(2008/3/9)の春秋に載っていた。
お読みになった方も多いであろう。
バブル期は、「三高」。高収入、高学歴、高い身長。
今は、「三低」。低姿勢、低依存、低リスク。
今、若い女性が結婚相手に求めるものは、
低姿勢、女性に威張らず
低依存、家事は自分でこなす
低リスク、安定した職業や資格。
この記事を読んで、若い女性って何歳を指しているのかが気になったのは、
奥山だけだろうか。
先日、1年目社員のフォロー研修があったので、女性陣に聞いてみた。
「三低の方がいいけど、両方の条件が揃っている方がもっといい。」と返ってきた。
おっしゃる通りである。
時代は変化している。多様性の時代である。
今年も新入社員を迎える時期がやってきた。
人を育てられる人を育てる。
人を育てられる組織を育てる。
プロスポーツ選手は、毎年、シーズンオフのキャンプで、来シーズンに備えて
1年を乗り切る身体をつくり、新しい技を磨がいている。
プロスポーツ選手以外の私たちにも毎年キャンプの時期があってもいいのでは。
一大ブームも巻き起こしたビリー・ブランクスが考案した短期集中型エクササイズ
「ビリーズブートキャンプ」。
三日で挫折する人がいる一方、今だに毎晩、続けている知人がいる。
筋肉がついていくのがうれしいらしい。
3月決算で繁忙期の人も多いと思われるが、来期に備えて集中キャンプを
毎年、決まった時期に実施してみる。
企業によっては、3月に合宿研修などを行っているところもある。
次に備えるブートキャンプである。
例えば、
「振り返る」
1年を振り返り、目標に対して、自分の成長や成果を確認する
自分の成長とチームの成長のカギを棚卸しする
「整える」
環境整備。書類整理や整理整頓など身の回りを整える。
書類を仕分けして、不要なものは捨てて、仕事効率が上がる状態にする。
備品を揃える。
「蓄える」
1年を振り返り、次に必要なスキルや知識の勉強を始める。
新たな人脈を築く。
今ある人脈・関係性を深める。
ロールモデルを探す。真似る。
「次の目標を立てる」
組織と自分の成長の接点を見出した来期の目標を立てる。
新しいことに取り組むなど。
新入社員は、入社式の後、集合型研修であれ、OJTであれ、
社会人ブートキャンプに突入である。
新人だけでなく、この時期、先輩たちが原点に戻り、率先して成長している姿は
魅力的であり、新人のロールモデルとなるだろう。
「○○さん素敵!あんな先輩になりたい。」と思った記憶が私たちにはある。
「△△さんイヤ!あんな先輩にはなりたくない。」と思った記憶も私たちにはある。
人材を人財にする。
いつの時代も新入社員は「最近の若者は。。。」と言われてきた。
私たちがかつてそうであったように。
*ブートキャンプとは
Boot Campは「新兵訓練所」と言う意味の英語であるが、転じて新兵に対して
行われる教育・訓練プログラム(新兵訓練)自体を指すようになり、
さらには軍隊式トレーニング全般を意味するようになった。
軍隊式トレーニングとはまったく関係のない新人研修や初心者向け
トレーニングプログラムにブートキャンプの名を冠す場合がある。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)