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2009.07.23出し惜しみしてない?

7/19(日)のタモリさんの番組で、兵庫県尼崎市在住のサラリーマン家庭の主婦が
三人の息子をそれぞれ、京大医学部、京大法学部、東大に現役で合格させた
その教育法が取り上げられていた。
 
サラリーマンの平均年収は、国税庁の民間給与の実態調査2007年度によると、
437万円。
東京大学の親の平均年収は、1000万円以上と言われている。
 
尼崎市の主婦は、一般のサラリーマン家庭から現役で国立大学に入れるという
熱い思いで、独自の教育を実施された。
 
その秘訣の一部を紹介。
 
まず、机に座るクセをつける。
幼稚園児から、毎週決まった日時に、1時間机に座って、読書やドリルなどをする。
旅行に行ったとしても、それが決まった日時であれば、必ずやる。
親の都合で、どんなことがあっても変更はしない。習慣化する。
 
どんな子供でも試験の点数が下がり、伸び悩む時期がある。
そのときの彼女の対応は、
「だめじゃない。こんな点数で。もっと勉強しなきゃ。」とは決して言わない。
 
彼女は、「こらー。能力の出し惜しみをするな~」と言う。
叱って、励ましている。
彼女曰く、「人は楽な方に流れる」。
 
「能力の出し惜しみをするな~」という視点は、新鮮だった。
まさに、視点が変わる表現である。
 
同じ日、「16歳の教科書」(講談社)を読んだ。
ずっと本棚に入っていた本。
何気なく手に取り、英語の大西泰斗氏のところを読んでいると、
「僕は、吝嗇家(りんしょくか)は、嫌い。
吝嗇家とは、ケチな人のこと。
有り余る時間・能力がありながら、出し惜しみする人。」
 
「英語で話したいのに、英語を使って将来、世界に打って出たいのに、
単語すら覚えようとしない。」
という文書が飛び込んできた。
 
キーワードは、「出し惜しみ」かー。。。
確かに、楽に流れるよな。
だって、楽ちんだもん。
 
でも、ケチくさいのは、いやだなあ。。。
 
行動していない人に、「いい加減、やれよ!」と言うより
「能力の出し惜しみしないで、やろうよ!」という言い方もできる。
 
同じ視点、同じアプローチでは、解決策は見出せないと言われている。
 
これは、自分への声がけにも使える。
 
あなたは、出し惜しみしてない?
 
もし、思い当たることがあるなら、
「能力の出し惜しみしないで、やろうよ!」
 
そろそろ、ケチくさいのは、卒業しようぜ。