2009.10.14アナログとデジタル
ウィンドウズ95の発売以来、インターネット、Eメールなどデジタル化が加速した。
さちは、前職では、マイクロソフト・オフィシャル・トレーナー(MOT)もしていた。
今では当たり前になったモバイルパソコンをその当時から使い、外出先でも
パソコンを使って、仕事をしていた。
携帯電話を持つのも早かった。(新聞の加入をしたら無料でくれたから。)
だから誰からも電話はかかってこなかった。
デジタル化に伴い、仕事の効率は上がった。
あれから14年。
ますますデジタルは進化している。
私自身は、先日、アナログに戻った。
といっても全てアナログではなく、モバイル通信を解約しただけだが。
ホテルや空港などは、ネット通信も整っているので、外出先で、モバイルで
ほとんどメールを送受信することも少なくなった。
出先でせっかく空いた時間を休憩するのではなく、メールのチェックに
使っていた。今しなくてもいいにも関わらず、、、だ。
インターネットは、携帯電話でもできるし。
不便を感じたら、再開してもいいわけだ。
一度、始めるとなかなかやめるという行動は起こしにくい。
当たり前に、現行のまま流れていってしまう。
習慣や慣例みたいに。
やめるということを選択しない限り、現行のシステム、やり方は、繰り返される。
それは、本当に今必要なのか、検証する必要がある。
新しい物=デジタルというイメージとの対比として古い物=アナログという
表現がされることがあるが、これは誤用である。
正しくは「アナクロ(anachronismアナクロニズム)」。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)
アナクロニズム [anachronism] 略してアナクロ。
その時代の一般的な流れに逆行していること。時代錯誤。(大辞林より引用)
比喩的に、物事を割り切らず、曖昧さを残しつつ理解する人のことを
「アナログ人間」と呼ぶことがある。
一般には、誤用が定着している。慣用句となっている。
なので、アナログとデジタルという表現を使おう。この方が馴染みがある。
アナログ・コミュニケーションは、直接の対話によるやりとり。
デジタル・コミュニケーションは、メールやインターネットでのやりとり。
と言われることがある。
アナログで強化したい領域・項目は何か?
アナログでいった方がよいことは何か?
デジタルで強化したい領域・項目は何か?
デジタルでいった方がよいことは何か?
スローフードとファーストフード
田舎と都会
品質と効率など、
どちらがいいとか悪いではなく、今、自分にとって何が必要なのか?
よいバランスは何対何か?
イチロー選手は、19歳の時から使っているバットは同じだとか。
「道具を変えると、悪い時の言い訳を自分以外のもの、例えば道具や環境に
してしまう。言い訳を探そうとすれば、いくらでも見つかる。
だから、この道具と思ったものに出会って信頼したのだから、道具に
その時々の自分を合わせていく。技術を合わせていく」と言っていた。
今一度、立ち止まって、点検してみよう!
どうなりたい?
何からはじめる?