2009.12.18告白と約束

年末は、恒例の今年一年の振り返りをしよう。
そして、来年をどのようにするのかを決めよう。
 
今年の世相をあらわした清水寺で発表された漢字一文字は「新」。
その時代を映しだす漢字一文字。
昨年2008年は、「変」。
来年2010年は？
 
あなたの今年一年をあらわす漢字一文字は何？
昨年は？
そして、来年2010年は？
 
さちの今年の漢字一文字は、「愛」。
昨年は、「幸」。
そして、来年2010年は、「志」。
 
例年、12月中頃までに、1年の振り返りと来年の方向性を決めている。
だから、今年の漢字1文字も昨年の12月に決めていた。
 
今年は、12月にＩＣＦ国際コーチ大会がオーランドで行われたので、
すごく良いタイミングで、自分自身を振り返ることができた。
そして、行き先を決めることができた。
 
この1年、「愛・貢献」をテーマに過ごしてきた。
皆さまのお陰で、とても恵まれた、感謝でいっぱいの1年を過ごせた。
 
勇気をもって告白すると、基本、楽観的で前向きなさちも
途中、道に迷いそうになったり、目的を見失いそうになったり、
心が折れそうになったり、内なる抵抗勢力と戦っていたことがあった。
その当時の自分に飽きていたのかもしれない。
 
私たちは、今まで幾度となく決断し、高い壁を乗り越え、深い谷に橋をかけ、
自分の進みたい道を、進むべき道を歩んできた。
そして、それは、私たちを成長されてくれるありがたい贈り物（ギフト）。
 
実は、オーランド行の航空券を購入したのは、出発の1週間前だった。
資格の更新のために、行くことは基本的に決めていたが、
面倒くさくて、なかなか決断（コミットメント）できなかった。
 
しかし、行くという選択しかなかった。
行くと決めた以上、存分に楽しむために、行く目的を決めた。
もろちん、目的を決めないで参加するという選択もある。
 
参加の目的は、「原点回帰」と「出発」。
 
結果、行って大正解だった。今までで一番よい大会だと感じた。
今年は、本質なところ、コーチ自身の根っこのところ、根源へ
フォーカスされていた。
 
大会のメッセージが、コーチ歴11年目をむかえるさちに
ぴったり合っていたのだ。
次の10年に、そして次の世代のために。
 
人生の意味、目的。あり方。使命。根源。
 
以下は、コーチ大会で心に響いたメッセージたち。
 
「あなたの人生という旅の目的は何か？」
「あなたは、ギフト。あなたのギフトは何か？」
（あなた自身、あなたの存在がどういう影響を与えるのか）」
「未来に向かうために、安心領域を脱せよ。」
「生きているといろんな問題が起こる。それが人生よ。それをどうするかよ。」
「大切なのはHug（ハグ）。戦いではなくハグを選ぼう。
　あなたのビジネス、あらゆるものをハグしよう。ハグ=愛。」
「世界＝クライアント、クライアント＝世界という偉大な存在として大切に関わる。
　目の前の一人のクライアントを包むことは、世界を包むこと。」
「コーチングに出会い、心動いた原点は何だったのか？」
「アンパンマンの勇気・志」
「教育コーチの名刺の裏に書かれていた言葉。子供に、
 仕事ってなぁに？と聞かれたら、あなたがつくる生き方だよ。と答える」
「目の前にはたくさんのことが起こっている。どこに焦点化して、質問するかで、
　現実に目の前にあるもの見え方が違う。（リフレーミング質問）」
「タフ＆リスペクト」
「あなたは、すでにその手にギフトをもっている。
　それを持ち帰って、あなたの夢のために使ってほしい。」
 
そして、非言語のメッセージ。
「言葉の壁を越えたつながりと愛、感謝、志。」
「一年ぶりの再会でお互いの成長やオーラ。」
 
行きの飛行機で号泣した映画「最高の人生の見つけ方（The Bucket List）
主演ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン（2007年）が、
翌日の分科会で、目標をつくるときに参考になると紹介された。
 
ガン病棟で知り合い、ともに余命6か月と宣告された初老の二人が
死ぬ前にやりたいことのリスト（Bucket　List。字幕では棺おけリスト）を
手に、生涯最後の冒険旅行に出発。
人生で本当に大切な、やり残したことを見つけていくという内容。
 
先日、アメリカから自分宛へのエアメールが届いた。
自分宛へのメッセージを気にいった絵はがきに書いて送るのが
お決まりになっている。
 
自分宛に届いた、絵はがきのメッセージは、
『自分の根っこ、アイデンティティ、生きる道を再確認できた
 まさに、原点回帰と出発のカンファレンスだった。
 
クライアント＝世界（地球）として、大切に包み、インパクト、
トランスフォーメーション（変革・変容）のお手伝いをする。
 
マイクと志さえあれば未来は変えられる！
世界は変えられる！
をやり続ける自分への約束、コミットメントの旅だった。
 
ゆるぎなく、柔軟に自分の信じた道をすすんでいく！
2009年ありがとう。感謝と愛をこめて。
I　will　be　with　you.』
　
少々長い告白になったようだ。
 
これは、自分への約束、
そして、あなたへの約束、
そしてそれは、私たちへの約束としてここに告白する。
 
2009年に、2009年を共に過ごしてくださった方々に心から感謝でいっぱい。
ありがとうございました。
 
帰国後、棺おけリスト100（Bucket List。死ぬまでにやることリスト)をつくった。
現時点では80項目くらいだが、これから適宜加筆していこう。
（リストをつくる上での参考図書　「8つの鍵　究極の富と幸せの法則」　
　ロイス・クルーガー著　　鳥居　祐一訳　中経出版　1,890円税込）
 
さちの今年の漢字一文字は、「愛」。「愛・貢献」。
来年2010年は、「志」。　「志・実現」。
 
あなたの今年の成長は何？
改善が必要なことは何？
 
あなたの今年の漢字一文字は？
そして来年は？

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