2010.04.23対話してる?
「探偵への一番多い仕事の依頼内容は、何だと思う?」
友人の公認会計士さんによると、
今も昔も変わらず、探偵依頼で一番多いのが、「浮気調査」だとか。。
そう言えば、知人が探偵に調査された経験ありだもんなー。。
「最近、探偵業さんが力を入れているものは?」
「それは、婚活パーティの企画・運営。」だとか。
ちまたでも、婚活パーティがあちこちで、盛んに企画・運営されている。
最近は、ラーメン好きばかりが集まる婚活パーティなども実施されているとか。
この企画の趣旨は、最初から趣味・嗜好が同じだと、会話が弾みやすいから。
草食系男子と肉食系女子などと言う言葉が飛び交っている昨今に、
ふさわしい?お膳立てなのか。。。
さて、探偵業さんの収益の多くは、浮気調査依頼。
未婚の人たちが増えれば、絶対的な市場は先細りである。
そこで、この探偵業さんは、自ら市場を開拓すべく行動に出ているわけだ。
経営の神様と言われたピーター・F・ドラッガー氏によると、
「企業の目的は、顧客を創造することである」と定義している。
私たちが何かを生み出す過程には、ビジョンメイキング、調査、フィードバック、
分析などさまざまなプロセスが必要になる。
そして、そこには必ず対話(ダイアローグ)が存在する。
自分自身との対話、チームメンバーとの対話、お客様との対話など。
あなたは、対話してる?
自分と対話してる?
メンバーと対話してる?
お客様と対話してる?
大切な人と対話してる?
何かを生み出すための対話してる?
最近、メンバーとの対話不足のため、意識のずれを感じるある出来事があった。
問題を解決しようと会話を重ねても、対処法にしかならず、閉そく感を感じていた。
そこで、原点に立ち返り、「我々のミッションは何なのか」をメンバーで語り合った。
聞いていて、泣けた。
その人の本質、その人の思いに触れる瞬間。心が震えた。
そして、それを共有し、自然にそこにいる人たちがふるさと(本質)に戻っている。
行動や言動だけを観察していると、意識がずれているように感じたり、見えたり、
聞こえたりすることがあるが、決してずれているわけではなく誤解だった。
むしろ、熱い思いが詰まっていた。
それぞれがそれぞれの立場で役割を遂行しようとするとき、目的やミッションを
見失ってしまうことがあるだけだった。共有できていないだけだった。
「わかっているつもり」ではなく、「わかっているはずだ」ではなく、
「わかってくれているだろう」ではなく、対話からはじめよう。
あなたは、対話してる?
さあ、シンプルに、はじめてみよう。