いずれわかるでしょう。

2010.06.24いずれわかるでしょう。

ある人が言った。
「許すことは、手放すこと、委ねること。」
「手放すことと、あきらめることは違う」と。

知り合いのコンサルタントSさんは、
「どうしたらいいか？」と聞かれたら、
「こたえは、足元にある。」
「大事なことは、足元にあるよ。」と言う。

Mさんは、
「こたえは、どこからから降りてくる。」とか、
「こたえは、空から降ってくる。絶妙のタイミングで。」と言う。

こたえって、足元や空にあるのか！？
それも絶妙なタイミングでやってくるの！？

今から4年前、2006年5月のクリスティーナ・ホール博士の
NLPトレーナーコースを受講していた時のこと。

彼女は、言った。
「あなたは今、私の声を聞いています。
　そして、いずれわかる時がくるでしょう。」

先日の日本コミュニケーショントレーナー協会の電話会議でのこと。

「さっきから私とあなたと同じことを言っている」、論点は同じなのに、
かみ合わない、受け取ってもらえない会話が延々と続いた。
「本当に、私たちコミュニケーションをお伝えるトレーナーかいっ。」
てくらい続いた。
だから、継続して、私たちはトレーニングを続けているわけさ。。。

相手の地図に合わせても、合わせても本質が受け取ってもらえない。
合わせているつもり。

両者の意見を聞いていたメンバーで理事のYが言った。
「お互いに同じことを言っている。
　さっきから聞いていて表現（口語）が違うだけだ。」
「使う言葉が違うと、こうも受け取りが違うのか。」

その時、理事のSが言った。
「姉さんたちが2年前に言ってたことってそういうことだったのかーー。」
「今、意味がわかった。」

Sの名誉のための言っておくが、2年前も一定の理解はあった。
ただ、相手の根源・本質を受け取った、腑に落ちたということだ。
私たちにも同じことが起こっている。

ビックチャンク（大枠で話す）とスモールチャンク（具体的な話）。
自分の辞書、解釈、表現。
第三者の視点、フィードバックの重要性など。

あるタイミングで、つながる時がある。
点から線へ、面へ、立体へ、そしてさまざまな形になっていく。

いずれそのときがやってくるでしょう。
受け取る準備ができたとき、私たちの器が整ったとき、
それはおのずと向こうからやってくる。

4年前にクリスティーナ・ホールが言っていたことや本質が、ここにきて、
「こーゆーことだったのかーーー。」とつながった。
一つつながると連鎖して、どんどんつながっていくからおもしろい。

私たちに今できること。
一つあげるとしたら、何？

そのときまでの準備、探究を日々続けませんか？
さて、あなたの一歩は何ですか？

いずれわかる時がくるでしょう。

そして、いずれわかるでしょう。