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2010.08.30心配しないで。

あなたは、ユーモアをもっている?

型にはまってない?

ふと、2006年11月ICF国際コーチ大会inアメリカ・セントルイスで行われた
ガイ・カワサキ氏(元アップル社員)の基調講演「The art of innovation」
ザ・アート・オブ・イノベーションを思い出した。

そのきっかけは、アップルの創業者でCEOのスティーブ・ジョブス氏が
2005年スタンフォー ド大学の卒業式で行ったスピーチを
YouTubeで1年ぶりに見たからだ。

伝説の卒業式スピーチと言われ、YouTubeで何百万回と見られたもの。
1年前も今回も、感動で涙した。そして、考えさせられた。

彼が伝えたいことは、3つ。
1.点をつなぐこと
2.愛と喪失
3.死について

スタンフォード大学卒業式(日本語字幕付き)は、↓YouTubeでご覧になれる。
前半:スティーブ・ジョブズ氏伝説の卒業式スピーチ
後半:スティーブ・ジョブズ氏伝説の卒業式スピーチ

さて、ガイ・カワサキ氏の基調講演。
イノベーションを起こすための術について語っていた。

思い出した言葉。
「Don’t worry, be crappy.」
「心配しないで。完璧でなくても。(くだらなくても)」

完璧でなくても世に出すのが、革新・イノベーション。
アップルコンピュータも白黒のコンピュータを世に出した時、
「いったい誰が買うのか!?」という声が社内にもあった。

しかし、何をもって完璧とするのか?

勇気をもって、エイヤーッで、発売してみると、
「よく、出してきた!」と言ってくれるお客様が必ずいる。
賛同してくれる人が現れる。

これがアップルコンピュータの始まりだった。

だから、
「Don’t worry, be crappy.」
「心配しないで。完璧でなくても。(くだらなくても)」
と、ガイ・カワサキ氏は言っていた。

そう、私たちは、自分のレベルに合った現象が起こる。
いや、世の中には、たくさんのことが起こっているかもしれないし、
何も起こっていないかもしれないが、自分が気づけたことだけ、認知する。

完璧でなくてもそのときの自分たちのベストだ。
そのときの完璧だ。

先日、共著のわかこと若鍋孝司氏と恵比寿で出版記念打ち上げ会をした。
その席で、彼は、
「前作「20代でファーストキャリアを築ける人、築けない人」は、
読んでくれた人から、若鍋さん熱いですよねって言われる。」

「今、読んでみると、確かに、熱い。
 気持ちだけで書いている感じで恥ずかし~い。」

「尾崎豊って感じ。」って言っていた。
わか、暴露でゴメン。

今、読むと、技術より、熱い気持ちが先行していると感じたのかもしれない。
今、書くと、また違ってくるのかもしれない。

しかし、それは、そのときのベストだ。
伝えたいという思い、やりたいという気持ちが源だ。

そして、私たちは、受け取れるものを、受け取る。
そして、私たちは、感謝したものに、感謝される。

勇気をもって、口にしたり、世に出したら、きっと賛同してくれる人、
応援者が現れるよ。

「Don’t worry, be crappy.」
「心配しないで。完璧でなくても。(くだらなくても。)」

さらに、スティーブ・ジョブズ氏も卒業式で言っている。
時間は限られている。
無駄に誰か他の人の人生を生きないこと。
世間の常識にとらわれるな。
自分の人生を生きよと。

「Stay hungry. Stay foolish.」
「ハングリーであれ。 バカであれ。」

そう、型にはまるのではなく、おバカでいこう。
ちょいと、意味が違うか!?

ユーモア(遊び心)と勇気をもって、踏み出そう。
そう、時間は限られている。
きっと、信じていれば、点はつながるよ。

心配しないで。完璧でなくても。
大丈夫だよ。