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2011.03.18祈り

ずっと頭の中で、「We are the world (ウィアーザワールド)」が流れている。

大地震の現地の様子を伝えるテレビ。
かなりのご高齢の方が、救援物資のおにぎり一つをようやく口にして、
「今まで生きてきて、こんなにおいしいおにぎりは食べたことない。
 今まで食べたなかで、一番おいしい。」とお応えになっていた。

テレビを見ていた母が言った。
「こんなにぬくい(温かい)布団で寝られて、もったいないわ。」

こちら関西は申し訳ないくらい平和に過ごさせていただいている。
本当に、温かい布団で寝られる普通の暮らしに感謝する日々だ。

昨年2010年2月に見た映画インビクタス(負けざる者たち)の詩を
紹介しよう。
27年間、牢獄に囚われたネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領の実話。
独房は、幅2メートル、奥行き2.5メートルほどの広さだ。

その当時、さちは、つらい出来事があった。
「家に帰っても、どうせ一人だし。」と思っていた。

東日本大震災で被災された方々は、帰る家もない。

その当時、希望と勇気をくれた映画の中で紹介された詩を紹介したい。

・インビクタス(負けざる者たち) ウィリアム・アーネスト・ヘンリー

私を覆う漆黒の夜
鉄格子にひそむ奈落の闇
どんな神であれ感謝する
我が負けざる魂(インビクタス)に

無惨な状況においてさえ
私はひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ
血を流そうと決して頭は垂れまい

激しい怒りと涙の彼方には
恐ろしい死だけが迫る
だが長きにわたる脅しを受けてなお
私は何ひとつ恐れはしない

門がいかに狭かろうと
いかなる罪に苦しめられようと
私は我が運命の支配者
我が魂の指揮者なのだ

一日も早い復興を心から祈っている。

日本中の人々が祈っている。
世界中の人々が祈っている。

私たちは、一人ではない。
私たちは、つながっている。

We are the world. (僕らは仲間)
We are the children.(僕らは皆 神の子供たち)
We are the ones who make a brighter day
(明るい明日をつくっていくのは僕ら自身)

日本のために祈ろう。
そして、今こそはじめよう。