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2011.07.25めざそう!

めざすかどうか。
できるかどうかではなく。

なでしこジャパンのワールドカップ優勝に感動と勇気をもらった私たち日本人。
そして優勝インタビューで、澤選手が口にした
「ずっと世界一を目指してやってきた。」

2008年の北京オリンピックでは、3位決定戦で敗れて4位。
佐々木則夫監督によると、
「このとき、表彰台に上がった上位3チームは、世界一をめざしていた。」
「日本チームだけが違った。だから、負けた。
 なでしこジャパンは、意識を変える必要があった。」

そして、なでしこジャパンは「世界一」を夢に掲げ、
「世界一」が目標になった。

チーム存続の危機やさまざまな困難を乗り越え、
大好きなサッカーで優勝・世界一達成。

ちょうど優勝した日、7/18-19に、戦後のボスニア・ヘルツェゴビナや
ニュージランド地震の被災地支援をされたリチャード・ボルスタッド博士の
NLPトラウマ・リカバリーコースを受講していた。

ボルスタッド氏から、立ち直って人生を送る力「再起力」について
話があった。
アメリカの調査によると、「日本は世界で、再起力が強い国。
アメリカは再起力が一番低い国」とのこと。

なでしこジャパンは、今回の快挙でさまざまなことを身をもって教えてくれた。
夢・目標を持つことのすばらしさ、チームワーク、個人の力、役割、
最後まで、挑む姿勢。まだまだ、数えきれないくらい。

そして、印象的だったのが、明るさ、笑顔。

ご覧になった方も多いと思うが、PK戦前の日本とアメリカのチームの
雰囲気の差は、あまりにも対象的だった。

状態が成果を生む。
とってもシンプルだ。

最後に、澤選手の海外メディアでは取り上げられているインタビュー
(通訳ユール洋子さんからのご紹介を引用)をご紹介しよう。

「我々のしていることは、ただサッカーをするだけではないことを、
意識してきた。
我々が勝つことにより、何かを失った人、誰かを失った人、怪我をした人、
傷ついた人、彼らの気持ちが一瞬でも楽になってくれたら、
私達は真に特別なことを成し遂げたことになる。

こんな辛い時期だからこそ、みんなに少しでも元気や喜びを与える事が
できたら、それこそが我々の成功となる。
日本は困難に立ち向かい、多くの人々の生活は困窮している。

我々は、それ自体を変えることはできないものの、
日本は今復興を頑張っているのだから、そんな日本の代表として、
復興を決して諦めない気持ちをプレイで見せたかった。

今日、我々にとってはまさに夢のようであり、
我々の国が我々と一緒に喜んでくれるとしたら幸いです。」 (引用終わり)

さあ、次は、私たちの番だね。
自分の世界で、やれることをやろう!
それぞれが一つの方向に向かってつながっていったら、とても素敵なこと。

どのようにめざそうか?