2012.03.21ストレッチしてる?
最近、ストレッチしてる?
コーチングでは、今までの枠を超えて、
チャレンジすることを『ストレッチ』するという。
「えっ、ストレッチって、身体のストレッチ体操のことではないの?」って
思われた方もいるのではないだろうか。
『ストレッチ』は、身体だけでなく、コーチングでも使う優れもの。
もちろん、相手だけではなく、セルフ・コーチングで、自分にも使っていく。
「自分・相手へのチャレンジがストレッチ」である。
先週末、eラーニングのビデオ撮影を終えた。
プログラム作成から撮影まで、ある意味、
自分にとっては『ストレッチ』だった。
『Stretch(ストレッチ)』を英語辞書で引くと、
1.~を伸ばす、張る、広げる
2.~を限界まで引き伸ばす、いっぱいに伸ばす
3.~を能力一杯に働かせる
『ストレッチ』を日本語辞書の大辞泉で引くと、
1.陸上競技場・競馬場などの直線コース。
2.伸縮すること。また、伸縮する糸を用いた織物や編物。
3.「ストレッチ体操」の略。「筋肉や関節を伸ばす柔軟体操のこと」
思い出してみて。
自分が新たなことにチャレンジした経験を。
普段使っていない身体の部分を伸ばすストレッチ体操と同じで、
新たな取り組みは、キツイ!という経験があるよね。
これは、とても自然なこと。
さちもeラーラングのプログラム作成や撮影など、
途中、キツイと感じることがあった。
そして、同時に新たなものを生み出していく、ワクワク感もあった。
不思議なことに、一旦、そのストレッチしたキツイ状態に慣れたら、
次第に、身体と思考が馴染んでくる。
体得の段階になっていく。
神田昌典氏の著書
『2022-これから10年、活躍できる人の条件』に書かれていたが、
これからは、セルフ・トランスフォーミング・マインド
(自己を変容できる心構え)が必要になる。
まさに、『ストレッチ』することだと言えるだろう。
限界まで引き伸ばした先に、変容があるのかもしれない。
自分を越える決意。
そして、新たな自分との出会い。
先日、東京で知人のコーチが言っていた。
「人は、比較で物事を判断する。
○○と比べて、楽ちん
△△と比べて、しんどい」
確かに、私たちの判断基準は、「何か」と比べている。
比べるのは、昨日の自分。
他人ではなく、今までの自分だ。
あなたは、これからどんな自分に出会いたい?
そして、そのために、どんなストレッチをする?