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2012.05.18マンネリを打破しよう!

仕事に慣れてしまって、どうもやる気が出ないんです」
というご相談をお受けすることがある。

さて、今月は、趣向を変えて、あなたの「マンネリ」について。

「マンネリ」を辞書(大辞泉)で引くと、
手法が型にはまり、独創性や新鮮味がないこと。

「倦怠期」とは、飽きて嫌になる時期。
特に夫婦の間柄についていう、と書かれている。

どんなに好きなことも、一時的に、飽きる時期がある。
例えば、恋愛。
感情は、ある時をピークに、曲線を描く。

最初の頃のような胸を躍らせる感覚は、徐々になくなり、
安定感へ入り、やがて、慣れた関係性にときめきはなく、倦怠感を感じる。

慣れ親しむことで、だんだんと脳に刺激がなくなって、引き起こされる現象。

最初は、「私のこともっとわかってほしい」
「あなたのこと、もっと知りたい」と思っている。

そして、倦怠期に入ると、
「だからさ~、ぜんぜん私のことわかっていないわ」
「いつまでたっても、あなたのその言動に、理解に苦しむわ」
という結果になる。

さて、あなた自身に置き換えてみよう。

マンネリ・倦怠感に無縁な人は、パスして。

お題は、家族、夫婦、友人、仕事仲間などの人間関係、
そして、仕事や趣味、打ち込んでいることなど。

何となく、飽きていると感じているお題がある人は、
その状況をどのように捉えているのか? 

自分の捉え方(現状)を明らかにしよう。

その状態を比喩的表現(例え)で言うと?

マンネリ度を数値で言うと10点中、何点?

あるいは、それをグラフや絵に描いてみよう。

マンネリとは、脳がある意味、固定された状態だと言える。

慣れ親しんだ世界にばかりいると、脳はオートマッチ方式で
働くようになり、目の前のことをきちんと見なくなる。

さて、発想を柔軟にするための4つの方法をご紹介しよう。
(『その科学が成功を決める』リチャード・ワイズマンから引用)

1.違うことをする
ある問題に熱中して、脳を忙しいく働かせた後は、
まったく別のことをして、自分を解放する。

2.視点を変える
自分がこれまでに考えついたすべての解決策と
正反対のことをした場合、どうなるのかを考えてみる。

3.遊ぶ
生真面目に考えてばかりいると、脳は固くなってしまう。
遊ぶことで創造力を活性化させよう。

4.好奇心を持つ
頭の働きをマニュアル方式に切り替えるために、
毎週(毎日)おもしろい質問を自分に問いかけてみる。

マンネリを打破して、発想を少しでも柔軟に変えたいと思う人は、
4つの方法から一つでもやってみて。

ご相談を受けた方も、早速、小さな行動を起こされた。
そもそも、こういうことを一つでもやれる人は、マンネリからの脱出が早い。

そして、誰でも、行動を起こせば、脳がマニュアル方式に切り替わり、
固定ではなく、柔軟に移行していくだろう。

変化は、最初の一歩から。