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2013.07.24短期語学留学から学んだことは?

2013年7月7日-14日まで、フィリピンのマクタン島へ
短期語学留学に行ってきました。

リゾート地で英語を格安で学ぶ
「セブ留学」というやつです。

今回は、体験談をお伝えします。

今まで知らなかったのですが、シャングリアホテルなど
高級リゾートホテルがあるところを、日本人は「セブ」と呼んでいます。

が、リゾート地は、セブ島ではなく、マクタン島のことなのです。
セブ・マクタン国際空港もマンタン島にあります。

空港から車で30分程のところ、シャングリアホテルの近くにある
BAYSIDE English Cebu Premium Campus
(ベイサイド・イングリッシュ・セブ・プレミアムキャンパス)に滞在。

1週間の学校併設の寮生活。
Wi-Fiのネット環境は抜群、おいしい3食付き、洗濯サービス付きです。

海に面したプレミアムキャンパスは、大人のキャンパスとして
2013年4月に開校しました。

生徒さんは、私より年上の方もいれば、
20代後半から30代の年下の方もいます。

本キャンパス(RPC)には、10代の若い方も多く、
夏休みには、お子さんと一緒に親子留学をされる方も多いようです。

毎日、朝日と海、夕焼けを見ることができる恵まれた環境で、
私が学んだことは?
 

学んだことは、大きく3つです。

1.仲間になることの重要性

夜、空港に迎えに来てもらい、
学校が近づいてくると、とてもリゾート地とは思えない
地元の住宅地があります。

初めてだと、ちょっと危ない感じを受けます。
しかし、学校・寮には、常時2人のガードマンが警備にあたり
門は施錠され、安全面は確保されています。

夜の町中で、
「最高!●●(日本人スタッフの名前)さいこう!●●」と
子供たちの声がするのです。

そして、子供たちが車に駆け寄り、笑顔で連呼します。
日本人スタッフ(インターシップ生)は、スターです。

今年4月に開校(リゾートホテルを改修)し、約3ヶ月。
着任した当初、地元の人々に受け入れてもらえるように
毎日、外で子供たちに声をかけ、遊んでいたようです。

私たち生徒は、この活動を「ロビー活動」
「生きる力」と呼んでいます。(笑)

地道な活動をすることで、住民・仲間として
認知してもらえれば信頼関係が生まれ、
安全面もさらに確保されます。

日本人スタッフは、半端ない人気ぶりです。

そのお陰で、新人の私たちの外出時にも、
子どもたちが笑顔で接してくれます。

 

2.選択の自由

私たち日本人は、自分の環境がいかに恵まれているのか
ということを再認識しました。

選択の自由があるという幸せ。

私たち日本人は、小学校から性教育がありますが、
フィリピンでは十分ではありません。

また、フィリピンは、キリスト教徒が多いこともあり、
避妊をする文化がないため
貧乏子だくさんの状況が先祖代々続いている家もあります。

英語教師は、大学卒で高学歴です。
そして、ナースの免許を持っている人も多いです。

社会人になった彼らは、家族のため、兄弟の養育費を
稼ぐために、仕事をしています。

「家族が一番。自分はその次」という考え方が根付いています。

 

3.人柄(あり方)

先生になりたての先生がいました。
毎回、生徒一人一人に合う題材を手書きで準備してくれています。

本当に一生懸命に教えてくれるのです。

「どうしてそこまでできるのか?」と質問したら
「だって、私は英語の先生だから。これが私の仕事」と答えられました。

こちらが質問すると、必ず、翌日には調べて回答してくれます。
その姿、個別対応に感動です。

私は、そこまで懇親的に一生懸命か!?

自分のレベルの甘さを感じました。

先生たちの一生懸命な姿は、
生徒として一生懸命やろうという気持ちにさせてくれます。

関係性とは、本当に「鏡」ですね。

 

そして、全体を通して、対話のすばらしさを実感しました。
1週間、クライアント(話す人)として、どっぷりつかりました。

先生の質問に、答えることは、
普段意識していない日常の出来事や日本のことなどについて、
自分の考えを整理して、自分なりの意見を伝える日々でした。

先生たちは、私がコーチだということを知っているので、

「どうしたらいいと思う?」

と、ご自身の課題や悩みをお話になることもありました。

「どうしたいの?」

と、私がコーチ(質問する・体験談を伝える)することもありました。

対話を通して、真剣な触れ合いがあるのが好きです。
私がコーチをしていて魅力を感じる部分です。

人と触れ合い、自分と触れ合い、自然と触れ合い、文化と触れ合えたこと
とても感謝です。

出会う方々のフレンドリーな笑顔と子供たちの目が、
とてもキラキラしているのが印象的でした。

タクシーの値段交渉など、観光客だと思うとぼられることも
あるので、注意と交渉力は必要です。

言い値の半値くらいが納めどころです。
日本でも半値、八掛けという言葉がありますね(笑)

ちょうど滞在中、日本の大手企業の方が、
社員研修の視察で来られていました。

韓国から火がついたフィリピン語学留学は、
ますます人気になりそうです。

そして、英語は手段であり、目的ではないということ。
早く手段を手に入れて、目的に向かいたいと思っています。

あなたが目標や目的を達成するために
必要な手段は何ですか?

そして、それをどのように手に入れますか?