2013.10.28真実は?
2013/9/21日(土)-27日(金)に開催した
アメリカ・シャスタ・ワークショップは、
参加者お一人お一人がお話になる目標や課題は、
私たち自身の課題であり、目標である。
そして、『私たち10人が一つの生態系(エネルギー)』として
共鳴し、統合するということを実感した8日間でした。
歓迎の雨、初雪、晴天とお天気に恵まれ
さまざまな景色・表情のシャスタで
愛と感動に溢れるシャスタマジックを体験できました。
宿泊先ストーニーブルックインのオーナー鈴木弘美さんが
朝食時、私たちにお話してくださいました。
食堂の壁一面の壁画「She-He-VA」について。
弘美さんは、言います。
「この絵は、陰陽の世界の統合。
男性性と女性性、世の中の全ての理を表す陰陽の世界が
表わされています」
小さなお子さんにもわかりやすく説明されます。
「男の子のあなたの中に、やさしい自分はいるでしょ?
女の子の中に、強くてたくましいところも見たことあるでしょ?」
両方を認め、統合する象徴「She-He-VA」
ところで話は変わりますが、
映画「トゥルーマン・ショー」を観たことがありますか?
1998年公開のジム・キャリー主演の映画。
古い映画ですが、衝撃を受けた記憶が今も鮮明に残っています。
トゥルーマン(ジム・キャリー)は、生まれたときから
人生の全てを隠しカメラによって撮影され、
TV番組「トゥルーマン・ショー」として
世界220カ国に放送されているという設定。
彼はそうとは知らず、万里の長城に匹敵する
大規模なロケセット(=虚構の世界)の中で
生きるという役を演じていました。
そして、彼の人生の全てが遠くの制御ブースから観ている
プロデューサーの計算によって操作されているのです。
家族や友人を含めたこれまでの人生が
全てフィクションだったと知った彼は、
現実の世界への脱出を決意します。(内容を一部引用)
しかし、
その人気テレビ番組の続行のために、
プロデューサーらは、彼が自由になろうと努力するたびに、
さまざまな障害を設定するのです。
ある時、制御ブースにいるアシスタントが
プロデューサーに尋ねました。
「彼は、脱出できるでしょうか?」
プロデューサーは真顔で答えました。
「彼が心から決意したのなら、いつだってできる。
本当のところは、彼はこの世界の方がいいのさ」
プロデューサーは装置を使って嵐を起こし、
トゥルーマンは、荒れ狂う波をくぐりぬけた果てに、
虚構の世界=ロケセットの終端部にたどり着いたのです。
そこには、外への出口があります。
呼びかけを無視し、トゥルーマンは出口から出て行きます。
そしてテレビでその一部始終をかたずを飲んで見ていた
観客たちは、彼の勇気に拍手を送るという話です。
15年前、私もラストシーンをかたずを飲んで
見守ったことを覚えています。
さて、シャスタでは、幸運なことに
スピリチュアルな地で、
ハートの扉を開き、
我々の魂にとって何が大切なのか?
探求し、
真実に目覚め、
統合と感動の体験をさせていただきました。
真実は、何なんだろう?
いずれにせよ、今、私たちが信じている世界が
真実なのでしょう。