メルマガ バックナンバー MAIL MAGAZINE BACK NUMBERメルマガ バックナンバー MAIL MAGAZINE BACK NUMBER

2014.03.26みんなって誰?!

私どもが提唱するWeメゾットについて、ご紹介します。

現在、ホールシステムコーチング
アドバンスプロフェッショナルコース(以下AC)を開催中です。

ACは、組織・チームを1人の人格(一つの脳)として捉え、
コーチングしていく方法を学んでいます。

その中核となるのが「Weメゾット」です。

とても簡単に言うと、コーチ(聴く人)が質問の主語を
「あなた」から「私たち」に変えます。

ぜひ、次の質問に答えてみてください。

「あなたは仕事で何を大切にしていますか?」

「みんなは仕事で何を大切にしていますか?」

「私たちは仕事で何を大切にしていますか?」

いかがでしたか?

答えは、同じでしたか?

質問の受け取り方、立ち位置に違いはありましたか?

同じ人も違った人もいたことでしょう。

『「私たち」ってどこを指すねん!』って思っている人も
いるかもしれませんね。

ある方をコーチングしていました。
その方は、教育関係の方です。

「私たちは、仕事で何を大切にしていますか?」

「調和」

1回目の答えの起点は、
自分が担当する学年という「私たち」でした。

どうやら、しっくりされていないようなので、
もう一度、尋ねてみました。

「私たち教育者(教育業界)は、仕事で何を大切にしていますか?」

「思いやり・伝承」

「今、答えてみて、いかがですか?」

「視点がすーごく広がりました。
 私たちの立ち位置が変わりました」

さて、『組織・チームで成果の出ない言動』には、

□何かにつけ「会社」「上」という言葉をよく使う

□やらされる現場の身にもなって欲しいなど
 「やらされる」という言葉をよく使う

□「部下がやる気がない」 だから 「部下にやる気を出させよう」
 と「相手」を変えようとする

□みんなでこの問題を解決しようと「みんな」の問題にする

などの言動があげられます。

これらが起こってしまう理由は…。

1、2の理由は、対立関係です。
・会社と社員
・上と下

3つ目の理由は、
・他人主語 「あの人が、部下が」(二人称)で、
 相手を変えさせようと考える。
 
4つ目の理由は、
・「みんなって誰なんだ?」
 みんなが自分以外の誰かと思っている。。。

ここで、Weメゾットの出番です。

「私たち主語」に変えてみましょう。

「じゃあ、みなさんは、どんな会社にしたいのですか?」

⇒「私たちの会社をどんな会社にしたいのですか?」

対話する人たちが共に
「私たちが一緒に変わることを考える」ことが始まります。

主語を「私たち」に変えてみるパワーを
早速、体験してみてはいかがでしょうか?

さらに、無料のメールセミナー http://wsc-japan.com/に登録すると、
特典「成果が出るコーチング シークレットbook」を受け取れますよ~。