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2014.09.18扉を開こう!

NLPトレーナー リチャード・ボルスタッド博士の
京都コロキアムは、アットホームな雰囲気で
最新の情報やスキルを学びました。(2014/09/13-14)

今年のテーマは、「ジャーニー(天命の旅)」。

一般的に、人生は、よく旅に例えられますよね。
旅というメタファーを使って表現されています。

ボルスタッド博士は言っていました。

ジャーニー(旅)は、人類の持つもっとも古いメタファーです。

科学者たちは、人間の脳は事実よりも
ジャーニーの方が記憶に残るようにできていると信じています。

脳は生来的に、より新しく、より効果的なやり方を探し
古いやり方の詳細も慎重に記憶します。

私たちは、持って生まれたこの構造を利用して生きています。

神話学者のジョーゼフ・キャンベル氏は、
神話に登場する主人公(ヒーロー)が経験する元型的な
「ヒーローのジャーニー」について提唱しています。

ヒーローズものの映画はこの元型がモデルになっています。

ロバート・ディルツ博士による
ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)のプロセスをご紹介します。

このプロセスは、コーチングの目標達成やプロジェクトの
段階にも当てはめることができます。

その旅(ジャーニー)の段階は、8つあります。

1.コーリング(呼びかけ)を聞く
 私たちのアイデンティティ、
 人生の目的またミッションに関連するものを選ぶ。

「それをするように呼ばれているものは何か?」
 

2.コーリングを受け入れる
「リスクを受け入れるためには何が必要か?」

3.境界線を越える
「直面する未知の領域は何か?」

4.守護してくれる人物を見つける
「メンター、ガイド、スポンサーは誰か?」

5.障害物(または悪魔)と対峙する
「難しい課題・障害物は何か?」

「その旅をあきらめたり投げ出したりさせる
 かもしれないものは何か?」

6.悪魔を変容させる
 何か特別な技術を発展させたり、
 何か特別なリソースや道具を発見する。

「障害物のプラスの目的は何か?」

 
7.事業を成し遂げる
 新しい世界地図をつくる。

「この旅が終わったとわかるのは何によってか?」

8.帰路を見つける
「この旅の結果得た知識や経験をどのように
 他の人にシェアするのか?」

いかがでしょうか?
あなたの旅は、どの段階でしょうか?

これが旅の元型モデルです。
悪魔がでてきても当然のことと思えますね(笑)

ボルスタッド博士は、
8の帰ってくるときが一番の試練といっていました。

そして、一つの旅を終えたら、また次の旅が始まりますよね。

新しい扉を開こう!