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2014.10.20未来を対話している?

2014年10月12日(日)、国際コーチ連盟 日本支部(ICFジャパン)主催
「コーチング・カンファレンス2014 in Japan」が
東京ミッドタウンで開催されました。

日本全国はもちろんのこと、シンガポールやオーストラリアからも
たくさんのコーチが参加されました。

「第一部 グローバルな視点で考えるコーチングの未来」
CEOマグダと会長ダミアンの基調講演を聴いて、
今後、コーチングの可能性が広がると感じました。

彼らは、韓国ソウルのカンファレンスに出席した後
その足で、2年ぶりに来日されました。

アジア太平洋地域の中で、
特に、韓国は、今、コーチングブーム。

グローバルな企業だけでなく、ローカルな企業にも
コーチングが使われているとのことです。

そして、近年、世界的に異文化対応能力が
コーチに求められているので
異文化コンピテンシーを整備する必要性があると
お話されていました。

彼らは講演で言っていました。

コーチとはコンサルタントのように役に立つのではなく
クライアントとともに成果を出す人。

 

「第二部 日本のコーチングの未来を語る」というお題で
パネルディスカッションが行われました。

3つの問いが用意されました。

1.日本のコーチング業界で自社の果たしている役割は?

2.日本のコーチングの未来についてのそれぞれの役割は?

3.ICF国際コーチ連盟に担って欲しい役割は?

どの質問もデカイ(笑)
役割ばっかり聴くのね~。

日本の代表的なコーチ養成機関からのパネリストをむかえた
パネルディスカッションは、これまでになかった
団体を超えた対話が行われました。

私どもがこたえたことは下記の通りです。

ここに記録させてください。

1.日本のコーチング業界で自社の果たしている役割は?

私どもは、チャレンジャーの立場、役割。
 
今年、私たちが開発したホールシステムコーチングが
ACTP(ACTP: Accredited Coach Training Program)
コーチ・トレーニング・プログラムとして認定され、
次世代のコーチング文化をつくるきっかけを提供した役割。

2. 日本のコーチングの未来についてのそれぞれの役割は?

「広げること」と「インパクト」の2つを提供する役割。

まだコーチングをお届けできていないところに広げること。
チームWSC、コミュニティで、「私たちメゾット」を
学校など教育機関に届けて貢献する。

そして、インパクトについては、「チームジャパン」で
日本の社会に貢献する。
サッカーやスポーツのようなチームジャパン。

これは役割というより、願望。

2012年、ロンドンで行われた
ICFグローバルコーチングカンファレンスでは、
コーチングで世界にインパクト(影響・貢献)を
与えた人や団体が表彰されました。

国連、オーストラリアの海軍の人が制服姿で
表彰式に表れました。カッコ良かった!

そのインパクトの大きさを見て、
日本のコーチングはそこまで普及していない。
日本のこれからのコーチングの可能性を感じました。

私たち日本人も1社でできないことを「チームジャパン」で
やられたらいいなあと、その時から思っていました。

もし、インパクト「チームジャパン」について役割があるとしたら
「あのときそんな発言したヤツがおったなあ」という役割でしょうか(笑)

ホールシステムコーチング(WSC)のミッションは、
「私たちは新しい物語を共創する
 We Co-create Stories.」

コーチング業界にそんな役割が果たせたとしたら
とてもうれしいです。

そして、会場は、一体感に包まれ
エネルギーレベルが変わったことを肌で感じました。

マグダもダミアンも
「2年前とは会場の雰囲気、エネルギーが違う」
と言っていました。

3.ICF国際コーチ連盟に担って欲しい役割は?

ホームページの日本語訳の提供。
日本人の問題でもあるが、英語ができないことで
情報が届かない人がいるので、改善してほしい。

さて、コーチは、

1.信頼関係を築く
2.全体のシステム(関係性)としての課題を見つける
3.受容する。認識する。オープンである

世の中には、さまざまなコーチングが存在します。

私たちWSCは、ICF国際コーチ連盟の倫理規定と
コーチの能力水準に準じたコーチングを提供していきます。

CEOマグダの印象に残っている言葉は、
「コーチングはゼロから始められる」

「成功という的は、いつも動いている」

私たちコーチは、的(目標)に向かって、
柔軟に、興味を持って、謙虚に、勇敢に、
取るべき行動を選んでいきたいですね。

そして、会長ダミアンが言っていた
「何もしないアプローチ」もある。

コーチング業界の新たな扉が開いた
感動的な場に、ご一緒できたこと幸せです。

チームワークを発揮し、カンファレンスを大成功に導いた
ICFジャパンの運営委員、ボランティアのみなさまに感謝しています。

願望は、話したことで、役割に変わるでしょう。
これからがますます楽しみです。

11月中には、パネルディスカッションで話された
団体を超える取り組みとして、バネリストで飲み会が行われますよ(笑)

さて、あなたが話したい未来は何ですか?

誰と対話しますか?