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2016.02.19「やらされる」人と「やらす」人の構造を卒業!?

何か問題が起こったとき、
あなたはどんな言葉遣いをしているでしょうか?

例えば、
□やらされる現場の身にもなって欲しいなど
「やらされる」という言葉をよく使う。
これは、
「やらされる」人と「やらす」人の構造、
対立の構造です。
「私」か「あなた」の対立競争の構造。
私どもでは、【対立競争フェーズ(ステージ)】と
名付けています。
使っている言葉は、「私主語」か「他人主語」
【対立競争ステージ】の特徴は、
・相手を変えさせようと考える
・自分さえよければそれでよい
・周りへの関心がないか、 周りに極端に関心がある
・被害者意識が強い
うまくいっていないとき、
【対立競争ステージ】に陥りやすい。
ですね。。。
言葉は文化です。
関係性をつくっていきます。
今、「対話をする」ことが勧められています。
「議論」ではなく、「対話」
そもそも「議論」って何で、
「対話」って何なのか?
この定義には、さまざまなご意見があることでしょう。


「議論」は、ディカッション(discussion)

大辞林 第三版の解説では、


【議論】  
それぞれの意見を述べて論じ合うこと。また、その内容。

「対話」は、ダイアローグ(dialogos)
【対話】 
向かい合って話し合うこと。また、その話。
比喩的にも用いる。
例文では、
「議論」を戦わす。「議論」を尽くす。
「対話」しようと努める。歴史との「対話」
となっています。
私の見解では、
「議論」は、話の行き先が最初からある程度決まっている。
出発点で用意された自分の意見や立場を守ろうとする傾向が強いので
【対立】構造か生まれやすい。
「対話」は、オープンな雰囲気で、意味を共有して
 新しい何かを生み出していくプロセス。
自分の意見や立場を守ろうとしない姿勢で
お互いの考えを受け止めている。
程よい手放し感がある。
今、この場で、ふと思いついた誰かの本音の発言をきっかけに、
意見が続き、その場で生まれてくる意見、答え、
出発地点では想像もしなかった行き先にたどり着く。
その場にいる人の間から湧きでて来た「新しい何か」を
【共創する】という特徴があります。
対話(ダイアローグ)については、ワールドカフェなどに、
詳しく述べられていますので、
ご参考にされるのもいいでしょう。
「議論」は、【対立競争ステージ】の特徴が強く、
「対話」は、【共創ステージ】の特徴があると感じています。
「やらされる人」になりたいのか?
「やらす人」になりたのいか?
それとも、違う選択肢を手に入れたいのか?
私どもホールシステムコーチングのWeメソッド®が提供するのは、
【共創ステージ=Weステージ】です。
【対立競争ステージ】⇒【変動ステージ】⇒【共創ステージ】

【変動ステージ】の特徴は、
・環境や状況、関係性によって、
  We ステージにも 対立競争ステージにも変動する
・どちらにも化ける
【共創ステージ(Weステージ)】
「私たち」主語
・私たちの課題として取り組む
・新しい価値や文化を創造する
さて、あなたは普段、どのような主語を使っているでしょうか?

言葉は文化です。

そろそろ、
「やらされる」人と「やらす」人の構造を卒業しませんか?
さあ、共創ステージを描こう!

『私たちは、新しい物語を共創する 』
『 We Co-create Stories. 』